トイレの水垢や尿石を取る
トイレの水垢や尿石の話をします。
今週とあるマンションのオーナーさんが長い期間使用していないトイレが汚れていると！
見に行ってみると水垢と尿石が複合している汚れが結構ついていました
でもそれほど強敵ではなさそうでした。
オーナーさんが自分で取ると手に持っていたのが
塩酸
えええ！塩酸配合の洗剤でなく薬品の塩酸ですやん
しかもかなり古めかしい感じでちょっと使用しないほうが
と思いとりあえずもうちょっと優しい洗剤をかけておきますとベトコのクリングを塗布しました。
塩酸系の洗剤
水垢や尿石には酸性の洗剤が効き目あります。
トイレの陶器は塩酸系の洗剤が使えます。
一般的に昔から知られている洗剤で言えばサンポール
プロの掃除屋さんでもサンポールを使っている人はたくさんいます。
トイレに使うより浴室やキッチンなどにガンガン使います。
においが癖があり好き嫌いがあり当店では使用していません。
塩酸配合系のサンポールなどの洗剤が尿石が取れるなら当然尿の汚れも取れるし水垢も取れるならトイレ洗剤として万能なのではないか
と思うかもしれません。
確かにサンポールは優れたトイレ洗剤ではありますが他の洗剤に比べて優れていると言えるものではありません。
カチカチになっていない汚れでなく通常のトイレの汚れなら酸の力は必要としません。
トイレマジックリンやドメストも十分に洗浄ができます。
サンポールは塩酸が配合されているので便座や便器の金属部分に飛び散ると錆がきたり腐食させてしまいます。
そういうデメリットもあることも知っててほしいです。
話は戻りますが、オーナーさんのトイレは塩酸系の洗剤で時間をおいて表面は柔らかくなりましたが私は別の仕事をしていましたからオーナーさんが自分で取れるように次の手段をしてもらうようにしました。
ちなみ私がやる場合は酸性クレンザーや数種類のパットを使いそれでもだめなら次の手段に移ります。
耐水サンドペーパーで擦る
オーナーさんに耐水サンドペーパーをわたしてやり方を説明しました。
1500番 1000番 800番 400番を渡して1500番から使ってくださいと
耐水サンドペーパーで水垢や尿石を取るのがベストな方法ではありませんが取れりやすいと思いオーナーさんに渡しました。
耐水サンドペーパーの番手は数字が大きくなるほど目が細かく数字が小さくなると目が粗くなります。
目が粗いほうが研磨力は上がりますが汚れは削れますが陶器表面の小傷が入る度合いが高くなります。
ですから番手が大きいもので落ちるならそのほうが良いのです。
さらに研磨をかけて傷を修復するなら汚れを取ったあとに番手を上げてならしていくという方法もあります。
できる限り素材を傷めずに汚れを取るのが我々プロの仕事であります。
洗剤や薬品で汚れを溶かして軽くこするだけで落とせるのがよい方法になります。
まあそれだけでうまくいかないケースがありますので苦労するのですが、、、
オーナーさん大喜び
ところで耐水ペーパーで水垢と尿石を取ろうとしたオーナーさんが、
ちょっと来てーーーっと
見にいくと見事にピカピカになったトイレ
オーナーさんも感動して大喜びです。
どうやっても無理だったのが落とすことができて喜ばれたのでしょう。
オーナーさんは1年くらい弟子入りしたらうちのマンションのハウスクリーニングも自分でできるかしらと言われるのでそうなるとうちの仕事がなくなるのであきませんと
大阪周辺でトイレや水回りのクリーニングが必要な方は是非当店に
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